思いつきで始めたRuby on Rails。5ヶ月使ってみて感想

不幸なことに、ぼくにはわからないことが多すぎました。

Railsをさわりはじめたのが今年2020年1月のこと。ターミナルを立ち上げてMAMPを使いながらそれっぽくRails newしてみたりscaffoldしてみたりして楽しんでました。(楽しくない)

しかし、いつまでも意味もなくつついてるわけにもいかないので目標を決めました。

Railsでブログを作る。

Railsがブログ作りに向いていないということを理解するまでにそう時間はかかりませんでした。PHPと勝手が違う。WordPressと考え方が違う。てかこれ知ってるWebじゃない。

いくつも壁にぶつかります。
目の前の壁と、その次の壁がくっついてもう大きな段差です。

小さな挫折です。しかしここでくじけてはいけない。今年の手帳に小さく書いた目標。
ブログを書く、Railsを勉強する。

いちから地道に勉強することにしました。
初学者。ビギナー。初心者。素人。
そんな言葉を目にするたびプライドが少し傷つく気がしたけど、割り切って技術本や先人が残した記事を読みました。
謙虚な気持ちがすこし成長しました。

Vagrantのこと、Apacheのことアプリケーションサーバのこと。Railsの仕組み、オブジェクト指向、MVC、クラス、継承、デプロイ、node.js、React、Git、gems。わからない言葉も、一応わかってるつもりの言葉も全部調べました。

情報処理技術者試験の過去問もやったしYoutubeのRailsハウツーを聞きながら睡眠学習もしました。Railsがオワコンと言われていることも知ったし、侍エンジニア塾の記事があんまり参考にならないことも知りました。検索の邪魔すぎてつらい。

ゲームをする時間は減ったけど、通勤の電車で技術書を読むことも増えました。

それから数ヶ月。
ようやく面白いかも、楽しいかもと思えるようになってきました。書いてあることの意味やパターンがわかりはじめたからかな。すごくスロースタート。

そして、今日初めて、自分で考えた方法で問題を解決できました。
3行くらいの構文。
qiitaのコピペでも、写経でもなく。自分で考えた3行。

ちっちゃい壁を乗り越えた瞬間を感じました。

今、すごく楽しい。


※ちなみにブログは完成っぽいところまできました。記事の管理ができて検索ができてログインができて、コメントできる。WordPressと比べれば随分簡素なものだけど。勉強用なので思いつく機能は片っ端から実装していっています。

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