Macのターミナルで、フォルダやファイルをパスワード付きzip形式で圧縮する

zip圧縮はコマンドでやると便利です。怪しいソフトは要りません。

対象のフォルダやファイルがあるディレクトリにcdコマンドで移動します。

# フォルダがあるディレクトリに移動
$ cd /Users/halkyo

zipコマンドで圧縮します。

$ zip -re 【書き出し後のzipファイル名】 【フォルダの相対パス】
# 例　zip -re zipped ./folder/
# 　　-> zipped.zip

オプションrはディレクトリ内を再帰処理、オプションeはパスワード保護です。上のコマンドでは-reをつけているので、再帰的に圧縮しパスワードをかける処理になります。
コマンドを実行するとパスワードを聞かれます。Verify（確認）も聞かれるので2回入力しましょう。

感覚的には、ファイルパスだけ渡せばzipしてくれそうなもんですが、zip後のファイル名とパスを両方渡して上げる必要があります。

ファイル名を渡さなかったら次のようなエラーが出ます。

# zip error: Nothing to do! (./folder.zip)

また、カレントディレクトリ（フォルダがあるディレクトリ）に移動せずにzipコマンドを実行すると、現在いるディレクトリから対象のファイル・フォルダまでディレクトリ構成が保存されてしまいます。必ずcdコマンドでカレントディレクトリに移動しましょう。

解凍

パスワード保護している場合はパスワードを聞かれるので、入力しましょう。

$ unzip 【zipファイル】
# 例　unzip ./zipped.zip

暗号化

ファイルを暗号化するのはzipcloakコマンドを使いましょう。

$ zipcloak 【zipファイル】
例　zipcloak ./zipped.zip

おわり🏆