転写って特殊能力っぽい。
さて、今回はキャンバスにIllustratorで書いた下書き線を転写したくて、どうにか楽にできないかググった所、「レーザープリンター出力のトナーを除光液で浮かしてモノに転写できる」という知見にたどり着き、嬉々として自宅のレーザープリンターで反転出力して試してみました。
この記事を参考にした。
とりあえずやってみる
いきなりキャンバスでトライするのは危ないと判断し、試しにマットPP加工されたauの手提げ袋で実験。
プリント出力に除光液をかけて、転写したい面に圧着。放置。はがす。
「お、おおう」
マットPPへの転写そのものはできています。
しかし、かすれがかなり多い。 紙と紙はしっかり密着していて、定着のための圧力も十分なのだけれど、美しくない。
この調子だと、キャンバス地はどうも難しそうです。
そもそもトナーの転写は緻密な絵柄には向いていないかもしれません。
キャンバスに転写してみる
さて、暗雲立ち込める中、だめもとでキャンバスへの転写に挑戦。
反転プリントした紙を乗せて、ダイソーの除光液(ラズベリーの香り)をドボドボ。
くっさい(換気必須)
数分放置してトナーをゆるくさせた後、キャンバス地に圧着。クリアファイルを乗せて上からこする。
キャンバス上に拡がるトナーのにじみ。
だめかも。
諦めムードの中、出力をペリペリめくると・・・
お、おおう!?
なんと・・・
だめでした
神は死んだ。ゴッドイズデッド。
キャンバス時の凹凸が大きすぎて密着度が足りなかったみたい。
凸部分にいくらかのトナーが写っているけれど、とても転写できたとは言えないような出来栄えです。
おまけにトナーのにじみも全体に拡がっており、変なビンテージ感が演出されてしまいました。
諦めました。
無理は禁物。
作戦練り直しです。
キャンバス地に付いたトナーは除光液をかけると再びゆるゆるになったのでペーパーで拭き取って水洗いしました。
おわり